駐在妻さんはどうやって友達を作っている?異国の地で作る友達について考える

駐在妻

フィリピン(マニラ)で駐在妻をしている駐妻ニートです。

先日当方の全く更新していないYoutube(怠けてます、反省)に、ありがたいことに駐在妻さんからコメントをいただきました。
その方は現在フィリピン在住の駐在妻さんであり、慣れない生活に苦戦する様子がコメントから見受けられました。
特に悩まれているところは、異国の地にきて確立されていない人間関係。かなと思います。

日本では気軽に会えた友達や家族に会えなかったり、新たな地で人間関係を作ることがストレスになるということもあるのではないでしょうか。

正直、当方は元々友達が多いタイプではなかったこと、一人が大好きであること、社交場に行くことが苦手ということもあり、友達がいないことに対して特にストレスを感じないタイプでした。
ただ今では日本にいた時よりも友達や知り合いの方が増え、その人脈がフィリピンでの生活の暮らしやすさ・楽しさを支えています。

現代社会はネットで調べれば数多の情報を得ることができます。
しかし海外生活においては、海外で暮らす方々、特に同じ人種である日本人の方の情報が自分の生活を助けてくれることでしょう。こちらの点については、私は海外生活が進むにつれ実感してきています。

そんなベースが根暗で人間関係を築くことを大学生以来怠ってきた駐妻ニートが実践したお友達の作り方や考え方について、整理していこうと思います。

そもそも友達を作ることのメリットって何?

そもそも、海外だろうが日本だろうが友達を作るメリットってなんでしょうか。

前述したように当方は根暗であり、人間関係を面倒くさいと思ってしまう人間のため、正直友達がいなくても平気なタイプです。
一人でご飯に行くのも好きですし、買い物に行くのも好きですし、独身の頃は土日は美容にお金と時間を使ったり友達がいなくても充実していました。

しかしフィリピンに来てからは少し友達が増えました。
日本にいた時は友達がいなくても楽しいし、作らなくてもいいやーなんて思っていたところ、実際にお友達ができたことで新たな発見もありました。

そこで、当方がお友達を作ることで感じたメリットは3点。

シンプルに楽しい

シンプルに楽しい。
ただでさえ不安な異国の地で、気軽にお話ができる日本人の友達がいると同じ言語で話せるだけでなく、通じ合えることって多いんですよね。

私の場合は夫が駐在員で、自分が駐在妻という立場なのですが、海外に行くと同じ境遇の方にたくさん出会うことができます。
同じ境遇だからこそ、話は合うし、日本語以外での共通言語があるというイメージですかね。

駐妻界隈はお高くとまったThe奥様みたいな人ばかりじゃないの?なんて当初は偏見は持っていたものの、約1年フィリピンにいますがそういった方には未だ出会っていません。

冷静に考えてみると、いろんな企業の方がいらっしゃるとは思いますが、やはり名の知れた大手企業の社員で駐在員として来られている方が多いですので、配偶者の方も常識的な振る舞いを持ち合わせた人が多いのかなと思います。

第三者の価値観に触れられる

第三者の価値観に触れられるという点は、私が友達を作ることで感じたメリットの大部分を占めています。
駐在妻さんも今までは社会人として、企業等に勤めていた方が多いのではないでしょうか。
私は、今回の駐在帯同を機に専業主婦となったのですが、社会との繋がりめっきり減ってしまうんですね。
友達が少ない私でも、会社員として企業で勤めていました。
当初は専業主婦になることができるなんて、最高!!!くらいにしか思っていませんでしたが、少し時間が経ってくると、社会から取り残される疎外感とか、アップデートされない価値観とかに鬱屈とした気分を覚えるんですね。(私だけかも)

そこで多くの駐在妻さんと関わっていくと同じ境遇でも多種多様な方がいるわけです。
幸か不幸かコロナ禍を経てリモートワークも主流になりつつあるので、日本の企業で働く方もいらっしゃるし、現地企業で働く方もいます。
もちろん働いていない方のほうがまだ多いと思いますが、たくさんの趣味を持っていたり、ボランティアに参加したり、海外のコミュニティに参加したりと大変生き生きとした生活を送っている方がたくさんいます。

そういった方々と関わっていくことでむしろ自分の価値観が整理できたり、新たな考え方を発見できたり、または新しい趣味・やりたいことが見つかったり。

働いてはいないけど、自分が社会の一員になれた気分にもなることができたという点で、私は海外という地でお友達ができてよかったと強く感じています。

情報が手に入る

正直海外生活は情報が命、情報戦です。
些細なことですが、海外での暮らしではどこのスーパーがいいだとか、どの食材がいいだとか、どの日用品が良いかなど、最初は何もわからないのです。

先進国ならまだしも、フィリピンなどのまだこれから発展していこうという国においてはこの食材は安心して食べられるものなのかといったことや、日用品の質など正直試してみないとわからないこともあります。それでも自分では試したくなかったりということもあるかと思います。

そのような時に助けになるのは、すでに暮らしに慣れている方々の情報なのです。

多くの方が心配されている教育や医療のことなどはもちろんネットなどにも情報は載っていますが、情報が古いこともあるため、生の情報を知るためにはやはり人を通じて情報を得ることが安心にもつながると思います。その点については私自身としても妊娠を経てしみじみと実感しました。

また多くの情報をネットで得ている場合、自分や家族以外の第三者とお話をすることにより、その情報の答え合わせができることもメリットの一つであると感じています。

海外で日本人の友達、どうやって作るの?

では実際海外でどのようにしてお友達を作っていけば良いのでしょうか。

ここでは実際に私が経験してきた友達の作り方やお知り合いの方に聞いた方法をご紹介したいと思います。

配偶者からの紹介

多くの駐在妻(夫もいると思いますが。)さんの旦那様は現地にある法人への駐在を命じられ、各国で働かれていると思いますがそこにはある程度日本人の上司や同僚の方がいるはずです。

その上司や同僚に配偶者がいる場合は夫経由で紹介をしてもらうということが、一番ハードルが低くお友達を作ることができる方法かと思います。

配偶者と同じ会社に勤めているということから、日常生活についてだけでなく、気になる会社の制度なども気軽に伺うことができるため、こういった方とお知り合いになることは大変おすすめです。
また、幅広い年齢層の方がいらっしゃるため学びを得ることも多いかなと自分自身は感じました。

少し年齢の高めの方のご自宅に伺った時に、使っている食器だったり、いただいた紅茶だったり自分とは世界観の違うものばかりでそこで品性などを学べたような気がします。(学びのみで実践はできていませんが。)

子どもの幼稚園や小学校・中学校でのつながり

お子様の繋がりで、お友達ができることは日本でも同様かなと思いますが、作りやすい環境であることは間違いないと思います。

フィリピンではインターナショナルスクールだけでなく、日本人学校もあるためお子様を持つママさんたちは多くの日本人と触れ合える環境にあります。
多くの人が悩みを抱えやすい子育てについては、家族以外に相談し合える人がいるというのは大変良いことだなと思います。

またやはり、同級生の子を持つ親同士の共通言語の多さや共感できるポイントの多さなどで仲良くなれるスピードも早まるのかなといった想像もできます。

とはいえ、学校関係でできたママ友界隈には注意が必要かなと個人的に分析しています。
各家庭の駐在の経緯やバックボーン、配偶者の会社の諸制度は多種多様です。高待遇で暮らしに何も不満がないという方もいらっしゃれば、待遇面への不満を持ち合わせていたり、異国の地での暮らしづらさに慣れない方もいらっしゃいます。
ママ友関係を良好にしていくために、自分の暮らしを話しすぎない、空気を読みながら会話を進めていくことも大事かなと思います。(それが難しかったりもしますが。。)

習い事などコミュニティへの参加

習い事やボランティアなどのコミュニティの参加は、自分の趣味ややりたいことができる点で、自己肯定感も上がりつつ、同じ趣味を持った方に出会えるチャンスなので、お友達を作りやすい環境にあると思います。

フィリピンにおいては日本人会というものがあり、そこではいくつかのサークルが運営されています。

サークルの問い合わせ先などは日本人会の「まぶはい」という冊子や「プライマー」という日本食材店などの店頭に置かれているフリーペーパーに記載があるので、気になる方はご覧くださいませ。

SNS経由

噂によると年齢層の若い方は、インスタグラムなどを通じてお友達を作ることもあるそうです。

そういった方は、自分が駐在に帯同している旨をインスタグラムの紹介文に記載するなどして、同じ境遇の方がいればフォローし、メッセージのやり取り、リアルでの面会といったことを行なわれているようです。

当方はそのようなアカウントもありませんので、SNSでお会いした方はおりません。

SNSで出会う場合、駐在妻という同様の立場から比較的障壁は低く、初対面でもある程度信頼を持って接することができるとは思います。

ただ、SNS経由なのでその方がどういったバックボーンをお持ちなのかや、配偶者の会社の情報などほぼ0ベースで会話を進めていかなければならないと思いますので、こちらの関係性もある程度口は慎むということが重要なのかなと個人的には思っています。

現地の学校に入学する・現地の企業に就職する

帯同期間中は自由な時間を取れる方(子どもがいない、ある程度手がかからない、メイドさんを活用しているなど)も多いと思いますので、自分が現地の語学学校や大学に入ってみたり、現地の企業に就職しても良いかと思います。

こちらの場合、日本人の友達より、外国人の友達が増えそうな気がしますが、語学学校であれば日本人の若い世代の方とも会える機会が増えるのではないでしょうか。
また、現地企業などでも日本人と関わる機会もあるかと思います。
家庭との両立であったり、現地で就職する場合はビザの申請などの手間もあると思いますが、誰もができることではないからこそ、自分の誇るべき経験値になりますよね。

まとめ

ここまでメリットを謳っておいてですが、無理に友達を作りなさい・作らなければいけないということを伝えたいわけではありません。なぜなら人間関係を築くのが苦手な方は、友達を作ること自体がストレスであると思うからです。(当方が実際そうです)
自分は話すのも上手くないし、何を話していいかわからないし、相手にどう思われているか心配になるから、そういった面倒事には関わらないでおこう!という気持ちはありませんか。
ただ、そんな中でも友達が欲しくないわけではないけど新しい人間関係を作っていくのは煩わしいと感じている方も一定数いるのではないかなと思います。

そういった方は、人間関係を経て学ぶことがたくさんあるということを頭の片隅に入れて、無理のない範囲で人と関わってみてください。
関わっていくうちに、他人の会話の進め方や内容を学ぶことができ、自分がまた別の人と接する時にその内容を流用しながら会話を進めていくことができるようになります。
要は、人間関係を形成することも慣れていくということです。

慣れていけば煩わしさも軽減されるでしょう。

こちらの記事が、「友達は欲しいけど作り方がわからない」という方の一助になっていれば幸いです。

細々とYoutubeもやっていますので、ご覧くださいませ!

駐妻にーと
駄ムービー失礼します。 NEETのまま終われない駐在妻が思い立って動画を作っております。 【BLOG始めました!!】 マニラでの暮らしに役立つ情報を更新中です。 皆様にお役に立てる内容を日々研究しています。

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