フィリピン駐在妻が日本から持ってきて良かったもの5選②

マニラ

現在マニラに住んでいる駐在妻の駐妻ニートです。夫の駐在に帯同してから約1年経ちますが、日常生活を送る上で日本から持ってきて良かったなと思うものを5つご紹介したいと思います。今回は第二弾です。これから駐在される方、帯同されるご家族の皆様のご準備に少しでもお役立ちできればと思います。

歯ブラシ

一つ目は歯ブラシです。

なぜ歯ブラシを日本から用意していって良かったと思うかというと、フィリピンのローカルスーパーやドラッグストアで売っている歯ブラシはヘッドがかなり大きく磨きづらいからです。

以前フィリピン国内を旅行した際、歯ブラシを持参するのを忘れてしまいホテルのアメニティを使用しましたが、かなり磨きづらかったですし汚れが落ちている感じがありませんでした‥‥。

日々使うものですし、ストレスにもなりますので歯ブラシに関しては使い慣れている日本のものを使用することをお勧めします。

一方で歯磨き粉については、フィリピンにおいても種類が豊富なのでお好みのものがない限りはフィリピン国内で準備されても事足りると思います。

アメリカなどでも売られているColgateは種類が豊富ですし、ホワイトニング効果のあるものも売られていますので、いろいろお試しいただくのもいいかもしれません。

お茶類・茶漉し付き急須

二つ目はお茶類・茶漉し付き急須です。

麦茶のティーバッグは暑いフィリピンにはお勧めです。水分補給、ミネラル補給にうってつけです。麦茶のティーバッグはフィリピンのローカルスーパーの日本食材コーナーに売っていることもありますが、やはり日本で買うよりも高価になってしまうので日本からいくつか持参されると良いかと思います。

緑茶などもティーバッグやお茶っ葉で用意されておくといざ恋しくなった時に重宝しました。フィリピンの飲食店で飲むお茶には砂糖が入っていることも多いです。多くの日本人が慣れ親しんだお茶の味とは異なることも多いのです。

また、茶漉し付きの急須をフィリピンで探そうとすると意外とないのが現状です。ダイソーなどで時々見かけますが、やはり日本よりも高価になってしまいますので、必要がありそうな方は持参されることをお勧めします。

あとこれは滞在していて感じたことなのですが、日本から来られる出張者の方や旅行者の方からいただくお土産でお茶っ葉をいただくことが意外と多いということです。なので、うちでは茶漉し付きの急須の出番が多くなっています。

除菌ティッシュ

三つ目は除菌ティッシュです。

日本人の方はフィリピンの衛生環境を不安に思われる方も多いと思います。実際に暮らしてみてもイメージ通り、汚い場所も多くあります。飲食店に入ってテーブルが汚れている時に使えたり、いくつか準備されると大変重宝します。

また、フィリピンに来て驚いたのですが、飲食店でおしぼりをもらえることがほぼありません。

ファーストフードなどでも使い捨てのおしぼりなどの用意はありません。おしぼりはありますか?と尋ねると紙ナプキンが出てきますので、そんな時に除菌ティッシュが大活躍します。

もちろんこれらのものやアルコールスプレーはフィリピンのローカルスーパーなどでも入手できますが、いくつか購入して思ったことは香り付きのものが多いということです。アルコールの香りではなく、フローラル系の香りなどです。個人的にこのようなあえてつけているような香りが好きではないので日本から持ってきたものがあって良かったなと思いました。

除菌効果はないのですが、香り付きのものが苦手な方はベビーワイプであれば、香りなしのものも多く売られているのでいろいろ試してみてください。

ご飯用タッパー

四つ目はご飯用のタッパー(ストッカー)です。

フィリピンでも主食はご飯になります。うちではお米を炊いてストックすることが多いのですが、お米用のタッパーがあって良かったなと2つの理由から思います。

まずひとつは、洗って複数回使用できる点です。元々はラップに包んだあと、ジップロックに入れて保存していたのですが、日本から持ってきた限られた数のラップの消費を少しでも抑えたいなと思っていました。ご飯を包むくらいの量は大したことないのですが、海外にいるとなんとなく節約したくなるものです。

そしてもうひとつは、ラップで包んだものを温めていただくよりも、美味しい感じがするということです。私が購入したのは株式会社マーナさんの『極 冷凍ごはん容器』という商品なのですが、実際にご飯がふっくらと温められる構造になっているようなので美味しく食べられるようです。容器の中に取り外し可能なすのこがあり、それにより余分な水分がすのこの下に落ちることでご飯のベタつきを防ぐことができるという仕組みとのことです。

毎日いただくものだからこそ、こういった日本の痒い所に手が届くような商品はあるととても便利ですし、QOLも上がります。

余談ですが、フィリピンでお米はどうしているかと気になったことはありませんか?結論から申し上げると、ローカルスーパーでも日本米を入手することができます。味は日本のものよりも劣りますが、こしひかりやささにしきと記載のあるお米はローカルスーパーでも購入可能です。美味しい日本米が食べたいという方は、BGCにある三越やマカティにある日本食材店でちゃんとした日本のメーカーのお米を購入することもできますのでご安心ください。以前お店に伺った時は新之助や美瑛米などがありました!どうしても価格は高くなってしまいますが‥‥。

フィリピンではお米5kgまでであれば関税がかからず日本から持ち込みができますので、これから駐在される方は最低限日本から持ってくると引越し直後の生活も安心できると思います。

物干しラック

五つ目は物干しラックです。

フィリピンの生活では基本的に乾燥機で洗濯物を乾かして、洗濯物を干すということがほぼありません。駐在員さんが多く住むコンドミニアムには、だいたい乾燥機が備え付けられていますし、ベランダを見ても洗濯物を干している家庭はほぼありません。

ただ、フィリピンにある落とし穴として、しばしば電化製品が壊れるということがあるのです。うちでも数ヶ月前急に乾燥機が壊れてしまい使用できなくなったことがありました。乾燥機の修理を業者にお願いしてもすぐには来てくれなかったり、状態を確認してもらった上でパーツが足りないから、取り寄せてからの修理になるなんてことも‥‥。フィリピンは暑く、汗もかきますし、洗濯物を溜めておくわけにもいかないので、そんな時に日本から持ってきた物干しラックがあって大変助かりました。

加えて、衣類を乾燥機にかけるとどうしても縮んでしまうものもあるので、お気に入りの服は乾燥機にかけずにハンガー干しする方がいいですよね。

物干しラックはフィリピンでも購入可能ですが、使用頻度を考えるとわざわざフィリピンで買う必要もないかなと思ったので、日本から持ってきて正解でした。

さいごに

以上、フィリピンに持ってきて良かったもの第二弾をご紹介いたしました。引越し準備の際は「持っていきすぎかな?」なんて考えていたけど、そんなこともないなと思えている今日この頃です。フィリピンでは何でも揃えられるよとは聞くし実際そうだけど、準備した分の安心感が手に入れられます!!

ただ、数年間で使用し切れない分量を準備するのはToo Muchかもしれません。日本に帰国する際の荷物は、持ち込み制限がフィリピン入国時より厳しくなるため、持って帰れないものも出てくるかもしれません。(特に薬類など)

面倒なことも多いですが、皆様の海外生活の準備が少しでもスムーズにいかれることを願っています。

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